サロンで即!使える「傷まない5トーンの白髪染め」
目的 サロンワークでの白髪染めをアルカリ―カラーだけでなく、痛みの少ないヘアカラー等
の知識の幅を広げる。ダメージを理解し、同時にアレルギーなどの対応、対処法を再確認する。
今日のセミナー内容
20:30~ パラフェニレンジアミン不使用のアルカリカラー「サスティノ」をモデルさんA
「ケミカルヘナ」と「ナッシュハーブカラー」を前後別でモデルさんBで染めます。
21:00~ カラーの知識の説明と情報の共有
①お客様の状態(白髪量)に合わせたカラー剤の種類を使い分ける
②アレルギーや肌トラブルに対応した対処法
21:30~ モデルさん2名のシャンプー、仕上げ 染まり具合を確認
22:00 終了
①0421セミナー資料.pdf
②セミナーこのサイト (上記と同じものです。)
③今回使用のカラーのメーカーマニュアル ダウンロード
参考程度にご覧ください。
カラーのメーカー資料詳細.pdf (27MBあります。)
お客様の状態(白髪量)に合わせたカラー剤の種類を使い分ける
本セミナーで行う施術に マーカー がついています。
髪を傷ませたくない
①アルカリカラー(オキシを使用する)は傷みやすいので、
根元染め オキシ6%
既染毛 オキシ2%・ アルカリを弱めるオキシを使用する
低アルカリカラー
部分によっての塗分け
②ヘナなどのパウダー系のカラー剤
頭皮に負担をかけないので、「男性の頭皮を気にする方」に最適
・ダメージがかからないので、髪のハリ・コシがなくならない。
・頭皮への刺激が低い
白髪染め…白髪量での薬剤の種類
白髪量が30%くらいまでならアルカリカラーが◎
6トーン以上などの明るくしたい髪には必須
白髪量が30%超えると、ヘナなどのパウダー系の方が良い
・黒髪をリフトしないので、時間経過で髪が明るくなりにくい
・リフトしない黒髪と白髪の染まりので明るさを作る。
カラー剤が頭皮にしみる(アルカリ剤にしみる)
頭皮にしみやすい
対処法…①頭皮保護スプレーを降る。
②アルカリカラーを浮かして塗布…ゼロリタッチ
③ヘナなどパウダー系 ケミカルヘナ、天然ヘナ、
ナッシュハーブカラー
ジアミンアレルギーなど

対処法…
①サスティノカラー パラフェニレンジアミン不使用の染料でできるアルカリカラーです。 およそ50%のジアミンアレルギーの方に使用できています。
②ザクロカラー(資料のみ)ジアミンなど染料フリーでジアミンアレルギーの方にも使用可能。色持ち△、リフトup負荷 根元から染まる◎
③ヘアマニキュア 地肌を浮かすので影響しない。
根元染められない、白髪多いと色持ち△
※重度の場合は、カラー剤が付着しているハケ、カップ、シャンプークロスも不可。
※いろんなメーカーさんから発売されています。今回は石川が使用している製品を使って説明させていただきました。
アレルギーや肌トラブルに対応した対処法
理美容師向けヘアカラーリングハンドブック・解説動画のご案内
理美容師として、必要なアレルギーの知識が詰まっています。
ぜひ、ご視聴ください。
日本ヘアカラー工業会 サイト ←クリック
アレルギーは多く2つに分類されます。
即時型アレルギー

症状はヘアカラーの最中~30分くらい後に現れ始めます。
主な症状:息苦しさ、めまいなどの気分の悪さ、意識喪失、強いかゆみや発赤、じんましんなどの皮膚異常
遅延型アレルギー
主な症状:かゆみ、赤み、顔などがはれる、ブツブツなどの皮膚異常

「アレルギー性のかぶれ」と「刺激性のかぶれ」の違い

参照:日本ヘアカラー工業会より
参考サイト
ヘアカラーの製品の分類詳細 JHCIA | ヘアカラーリング製品の分類(詳細)
パッチテストとは? JHCIA | 皮膚アレルギー試験(パッチテスト)について
日本ヘアカラー工業会 サイトには、アレルギーやカウンセリングなど
今ヘアカラーに携わる者として必要な情報が詰まっています。
「日本ヘアカラー工業会」で検索
https://www.jhcia.org/professional.html